秋の夜長、知らないうちに「歯ぎしり・食いしばり」していませんか?
こんにちは。
西明石にある歯医者、ゆたに歯科クリニックの中島です。
朝晩が少しずつ涼しくなり、過ごしやすい季節になってきました。
「秋の夜長」という言葉があるように、秋は読書や映画、スマートフォンなどを楽しみながら、いつもより夜更かしをすることもあるのではないでしょうか。
そんな秋の夜に、知らないうちに「歯ぎしり」や「食いしばり」をしていませんか?
歯ぎしり・食いしばりは、寝ている間や集中しているときなどに無意識に起こることがあります。自分では気づきにくいため、歯科医院で指摘されて初めて知る方も少なくありません。
「歯ぎしり」と「食いしばり」はどう違う?
「歯ぎしり」は、上下の歯をギリギリとこすり合わせる動作です。
一方、「食いしばり」は、歯を強く噛み合わせたまま力が入っている状態を指します。
どちらも無意識に行っていることが多く、特に睡眠中は自分で気づくことが難しいものです。
「歯ぎしりをしていると言われたことがないから大丈夫」と思っていても、実は食いしばりが起きているケースもあります。
こんな症状はありませんか?
歯ぎしり・食いしばりが続いていると、次のような変化がみられることがあります。
・朝起きたときにあごが疲れている
・あごの周りがだるい、痛い
・歯が以前より短くなったように感じる
・歯の先端が平らになっている
・歯が欠けたり、ヒビが入ったりしたことがある
・冷たいものがしみる
・頬の内側に歯の跡がついている
・舌の側面に歯の跡がついている
・肩や首がこりやすい
これらは歯ぎしり・食いしばり以外の原因でも起こりますが、いくつか当てはまる場合は、一度お口の状態を確認してみるとよいでしょう。
実は「日中の食いしばり」にも注意
歯ぎしりというと「寝ている間にするもの」というイメージがありますが、日中の食いしばりにも注意が必要です。
仕事や勉強に集中しているとき、パソコンやスマートフォンを操作しているとき、緊張しているときなど、無意識に歯を噛みしめていることがあります。
本来、リラックスしているときは、上下の歯は少し離れているのが自然です。
「気づいたときに歯が噛み合っている」という方は、まずは歯を離して、肩やあごの力を抜くことを意識してみましょう。
秋の夜は、あごにも休息を
秋は過ごしやすい一方で、夏の疲れが出たり、生活リズムが変化したりする時期でもあります。
夜はゆっくり過ごす時間をつくり、寝る前にはスマートフォンなどを少し早めに切り上げるなど、リラックスして眠れる環境を整えることも大切です。
また、歯ぎしり・食いしばりによる歯への負担が大きい場合には、歯を守るためにマウスピースを使用することがあります。
ただし、すべての方にマウスピースが必要というわけではありません。歯のすり減り方やあごの状態などを確認したうえで、必要に応じてご提案します。
「最近、歯がすり減ってきた気がする」
「朝起きるとあごが疲れている」
「家族から歯ぎしりを指摘された」
このような変化がある方は、一度歯科医院で相談してみてはいかがでしょうか。
秋の夜長を楽しむこの季節だからこそ、いつも頑張っている歯やあごにも、少し休む時間をつくってあげましょう。