歯を失った箇所を補うための治療方法として、入れ歯、ブリッジ、そしてインプラントが
一般的に利用されています。
入れ歯やブリッジによる違和感や支障
(ブリッジは天然歯を削る必要があります)、
生活に不自由さを感じている方には、インプラントを検討することをおすすめしています。
implant
インプラント治療
インプラントで失った
歯を取り戻す
インプラントとは
インプラントは、歯を失った箇所に人工の歯根を埋め込み、人工の歯を固定する治療法です。手術を経て骨とインプラントが結合し、安定性が確保され、噛む力や咬合力を回復させることができます。インプラントは、周囲の自然な歯に影響を与えず、見た目や機能性においても本物の歯と遜色ありません。また、入れ歯やブリッジと比較して、より自然な感覚を得ることができます。ただし、手術や治療期間が必要なため、一人ひとりの状況に合わせた計画を立てていきます。
インプラント治療のメリット
インプラント治療の最大のメリットは、見た目が天然歯と変わらず、元々の歯と同じように噛めることです。ブリッジのように隣の歯を削る必要がなく、入れ歯にようにバネが見える心配もありません。セラミックやジルコニアなどの素材を使用し、色調や形状を調整することで、天然歯と同様の美しい歯並びを再現できます。 また、磁石を使用して入れ歯を固定する方法もあり、しっかりと噛むことができます。インプラントは義歯の土台としても利用できます。
インプラント治療の対象者
- 歯を失った方（事故、歯周病、虫歯など）
- 生まれつき歯がない方（永久歯の欠損）
インプラント治療のデメリット
インプラント治療のデメリットはいくつかあります。まず、保険適用外のため、保険診療と比較し治療費が上がります。また、インプラントの本数やかぶせものの素材によって高額になる場合もあります。治療期間も個々の症状によって異なりますが、平均的には約4〜6ヵ月かかります。この長い期間は予定を立てる上で制約が生じるかもしれません。また、治療後も定期的なメンテナンスが欠かせません。インプラント周囲のクリーニングや定期検診が重要となります。
インプラントの症例
ケース①
| 患者様情報 | 女性・40代 |
|---|---|
| 治療内容 |
歯を失った箇所に、インプラント（人工歯根）を埋入し、その上に被せ物（上部構造・クラウン）を固定。 咬み合わせ等の口腔機能や見た目を回復する。 |
| 治療費用 | 右奥歯３本 ７５０,０００円 |
| 治療期間 | １０ヶ月 |
| リスク副作用 | インプラント手術後に、唇、舌、頬、歯肉の感覚麻痺が一時的に発生する場合があります。術後、３～４日目になると腫れ止めが切れるため傷口が腫れてきますが、１週間程度で傷口は治ります。 |
ケース②
| 患者様情報 | 女性・60代 |
|---|---|
| 治療内容 |
歯を失った箇所に、インプラント（人工歯根）を埋入し、その上に被せ物（上部構造・クラウン）を固定。 咬み合わせ等の口腔機能や見た目を回復する。 |
| 治療費用 |
右下３本 ７５０,０００円 左下３本 ７５０,０００円 |
| 治療期間 | １０ヶ月 |
| リスク副作用 | インプラント手術後に、唇、舌、頬、歯肉の感覚麻痺が一時的に発生する場合があります。術後、３～４日目になると腫れ止めが切れるため傷口が腫れてきますが、１週間程度で傷口は治ります。 |
