インプラントと入れ歯だけじゃない！
こんにちは。
西明石にある歯医者ゆたに歯科クリニックの中島です。
インプラントを使った入れ歯”という新しい選択肢
「入れ歯が合わない…」
「インプラントは気になるけど、本数を入れるのは不安」
そんなお悩みを持つ方に、近年じわじわと人気が高まっているのが
“インプラントを使った入れ歯（オーバーデンチャー）” です。
通常のインプラントでもなく、従来の入れ歯とも違うこの治療。
実は、高齢の方にもメリットの大きい選択肢なんです。
◆ そもそも“インプラントを使った入れ歯”って？
通常の入れ歯は歯ぐきに乗せるだけなので、
・外れやすい
・噛むと痛い
・噛む力が弱い
といった問題が起きやすくなります。
そこで、あごの骨に2〜4本ほどの少数のインプラントを埋め込み、
そのインプラントに入れ歯を“パチッ”と固定する仕組みを使います。
これが インプラントオーバーデンチャー と呼ばれる方法です。
◆ こんなに違う！オーバーデンチャーのメリット
- 入れ歯がしっかり安定する
ズレにくい・外れにくいので、
「食事の途中で外れたらどうしよう…」という不安が激減します。
- 噛む力がアップする
天然の歯に比べれば控えめですが、
通常の入れ歯よりもしっかり噛めるため、
食事の幅がぐっと広がります。
- インプラントの本数が少なく費用を抑えられる
通常のインプラントは欠損した歯の本数ぶん必要ですが、
オーバーデンチャーは2〜4本でOK。
治療費を抑えながら安定感を手に入れられます。
- 高齢の方でも適応になることが多い
入れ歯が合わない高齢者の方でも、
骨量が少なくても対応しやすいケースが多い治療です。
（もちろんCT検査での確認は必要です。）
◆ デメリットも正直にお話しすると…
通常の入れ歯より費用は高くなる
定期メインテナンスが必須
インプラント部分の清掃が必要
ただ、適切にケアすれば長く快適に使えます。
治療後のフォローは医院側がしっかり行うため、
過度に心配する必要はありません。
◆ 「総入れ歯だからもう無理…」という方こそ選べる可能性があります
総入れ歯が外れやすい方は、
骨の吸収が進んでいることが多いです。
そんなケースでも、
少数のインプラントで入れ歯をしっかり支えるという方法は、
身体への負担も比較的少なく、むしろ向いていることもあります。
「もう歳だから…」
「骨が少ないと言われたから…」
そう決めつけず、まずは検査をしてみることが大切です。
◆ まとめ：入れ歯が合わない方にこそ“第三の選択肢”を
入れ歯
インプラント
そのどちらかだけではなく、
両方の良いところを組み合わせた“インプラントを使った入れ歯”という選択肢があります。
しっかり噛めて食事が楽しくなると、
生活が大きく変わる方も多い治療です。
「入れ歯がしっくりこない」
「インプラントには興味あるけど本数は減らしたい」
そんな方は、ぜひ一度ご相談ください。
