ワイヤー矯正とインビザライン、結局どっちがいいの?
こんにちは。
西明石にある歯医者、ゆたに歯科クリニックの中島です。
「歯並びをきれいにしたいけれど、ワイヤー矯正とインビザライン、どっちを選べばいいの?」
矯正治療を検討中の方にとって、これはとてもよくある悩みです。
今回は、見た目・通院頻度・費用・適応症例の4つのポイントから、ワイヤー矯正とインビザラインを徹底比較してみましょう。
1. 見た目の違い:目立たないのはどっち?
ワイヤー矯正
金属やセラミックのブラケットとワイヤーを歯の表面に装着します。どうしても見た目に影響があり、「矯正している」と分かります。ただし、セラミックなど目立ちにくい素材を選べば、ある程度の審美性は確保できます。
インビザライン
透明なマウスピース型矯正装置なので、装着していてもほとんど気づかれません。審美性を重視したい方や、人前に出る機会が多い方に特に人気です。
👉 目立たなさを重視するなら:インビザライン
2. 通院頻度の違い:忙しい人に合うのは?
ワイヤー矯正
一般的に月1回程度の調整が必要です。細かな調整を歯科医師が直接行うため、定期的な来院が必須です。
インビザライン
マウスピースは患者さん自身が交換していく方式なので、通院は1.5〜2ヶ月に1回程度(慣れてくると3〜4ヶ月に1回程度)と少なめ。仕事や学校で忙しい方にとっては通いやすいというメリットがあります。
👉 通院回数を減らしたいなら:インビザライン
3. 費用の違い:どちらが高い?
ワイヤー矯正
使用する素材や装置の種類により異なりますが、一般的には120〜150万円程度。
インビザライン
軽度のケースでは安くなることもありますが、全体矯正の場合は80〜110万円程度
👉 どちらも大きくは変わりません!
4. 適応症例の違い:難しい歯並びも治せる?
ワイヤー矯正
どんな歯並びにも対応できる万能型。重度のガタつき、開咬、過蓋咬合など、複雑な症例にも対応可能です。
インビザライン
最近は対応できる範囲が広がっていますが、骨格的な問題や歯の大きな移動が必要なケースでは限界がある場合も。症例によってはインビザライン単独では難しいことがあります。
👉 複雑な歯並びを治したいなら:ワイヤー矯正が安心
結局どっちがいいの?
あなたに合った矯正方法は、ライフスタイル・治したい内容・審美性の希望・予算によって異なります。
「目立たずに治療したい」「通院回数を減らしたい」ならインビザライン。
「難しい歯並びを確実に治したい」「費用を抑えたい」ならワイヤー矯正。
どちらもメリット・デメリットがありますので、まずは相談を受けて、ご自身に最適な方法を選びましょう。