スタッフが優しい総合歯科【西明石ゆたに歯科クリニック】

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医院ブログ

2025/10/10

🍪おやつの選び方で変わる!むし歯になりにくい食べ方とは?

こんにちは。

西明石にある歯医者ゆたに歯科クリニックの中島です。

「子どもが毎日おやつを食べたがるけど、むし歯が心配…」
「甘いものを完全にやめるのは難しい…」
そんな声をよく耳にします。

実は、おやつそのものが悪いわけではありません。
“どんなおやつを、どのように食べるか”によって、むし歯のリスクは大きく変わります。
今回は、歯科の視点から「むし歯になりにくいおやつの選び方」についてお話しします。


🦷むし歯ができる仕組みを知ろう

お口の中では、食べ物に含まれる糖分をエサにしてむし歯菌(ミュータンス菌)が酸を作り出します。
その酸が歯の表面(エナメル質)を溶かすことで、むし歯が始まります。

通常は、だ液の働きで酸が中和され、歯の表面が修復(再石灰化)されます。
しかし、ダラダラと食べ続けると、お口の中がずっと酸性の状態になり、修復が追いつかなくなってしまうのです。

🍭むし歯になりやすいおやつ・なりにくいおやつ
❌むし歯になりやすいおやつ
キャラメル、グミ、ソフトキャンディなど、歯にくっつくもの
スナック菓子や甘いパンなど、糖質が多いもの
甘い飲み物(ジュース、スポーツドリンクなど)

これらは、お口の中に長く糖が残るため、むし歯菌の活動時間が長くなります。

⭕むし歯になりにくいおやつ

チーズ、ナッツ、ゆでたまごなどのたんぱく質を含むおやつ
果物(バナナやりんごなど。量はほどほどに)
無糖ヨーグルトや麦茶などの飲み物

甘みが少なく、歯にくっつきにくいものを選ぶことで、むし歯リスクを抑えられます。



⏰食べ方の工夫で差がつく!

おやつの内容と同じくらい大切なのが、「食べるタイミング」と「回数」です。

おやつは1日1~2回に決める

食事と食事の間に時間をあける(お口を休ませる)

ダラダラ食べず、時間を決めて食べる

「ちょっとだけ」を何回も食べるより、まとめて食べる方がむし歯になりにくいというのは意外ですよね。

🪥おやつの後のケアも忘れずに

おやつの後は、軽くうがいをするだけでも効果があります。
できれば歯ブラシやフロスを使って、歯の間の汚れも落としましょう。

特に夜のおやつ後は注意が必要です。
寝ている間はだ液の分泌が減るため、むし歯菌が活発になりやすい時間帯です。
「寝る前の甘いおやつ」は、できるだけ控えるようにしましょう。

🍘無理のない“おやつとの付き合い方”

むし歯予防のためとはいえ、「甘いものを一切禁止!」としてしまうと、かえってストレスになってしまいます。
お子さんの場合は、完全に避けるよりも、「どうすれば上手に食べられるか」を一緒に考えていくことが大切です。

おやつは栄養を補う大切な時間でもあります。
親子でおやつの内容を話し合いながら、“楽しくて歯にもやさしいおやつ習慣”をつくっていきましょう。

🏥最後に:おやつの相談も歯科でできます

「どんなおやつがいいのかわからない」
「仕上げみがきしているのに、むし歯ができてしまう」

そんなときは、遠慮なくご相談ください。
歯の健康は、毎日の小さな習慣から守ることができます。
おやつの選び方も、その第一歩です🍎

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