全国制覇を目標に掲げている『チームA』と、そんなことよりも楽しい時をすごしたり、チームメンバーと仲良くすること自体を目的にしている『チームB』があります。
あなたは、高校生活の3年間を自分にとって意義のあるものにしたいと考えています。
どちらのチームに入るほうが望む結果を得ることができると思いますか?
チームAは、そうとう厳しい環境が待っているはずです。自分を限界まで追い込むことを何度も要望されるでしょう。
チームBは、楽しい毎日があるかもしれません。が、仲良くすること自体が目的なので、そもそもチームワークすら必要ありません。
愛進会は『チームA』です。
ですので、愛進会では『スタッフと仲良くしよう』という目線を第一に考えている方には向いていません。
むしろ夢や目標に向かってそのプロセスで自己成長していきたい、チームメンバーと良い意味でのライバルとなり、切磋琢磨していきたいと考えている方に向いています。
チームワークを良くすることを考えずに、いくら人間関係の良い職場を望んでも良くはなりません。
当然のことながら、自分たちの職場は自分たちで良くしていくしかありません。
当事者意識をもって参加しなければ、誰かが勝手に人間関係の良い職場を作ってくれるわけではありません。
自分が働きやすい職場をつくるために、自分のペースに他の人を巻き込んで不平、不満を漏らしていても経営状態を悪化させるだけですし、そもそもそのことに責任をもって不平、不満を発言している人はいません。
しかしながら、人間関係の良い職場をつくるために必要な知識や考え方はだれにも教わったわけではありませんので、残念ながら個々それぞれが考えている誤った認識のまま、より良くしようとしてもうまくはいかないのです。
愛進会は、「治療技術」「院内感染予防」の地域1番を目指していますが、それだけでなく「チームワーク」でも地域で1番になりたいと思っています。
あなたは、「チームワークの良い職場」と「チームワークの悪い職場」とどちらで働きたいですか?
もちろん良い方だと思います。私ももちろんチームワーク抜群の職場で働きたいと思います。そして自分が患者さんだったら、チームワークの悪いクリニックよりもチームワーク抜群のクリニックにかかりたいと思います。
チームワークについて歯科医院で考えるとき、どうしても歯科アシスタント・受付・歯科衛生士・歯科医師の役職でのお互いの理解と敬意が必要です。
当たり前のことですが、例えば歯科衛生士が偉くて、歯科アシスタントが偉くないなんてことはありません。
なぜなら「患者さんにより良い医療を提供する」という目的において、役職の違いはサッカーで例えるならポジションの違いでしかないからです。
フォワードが点を取るから偉くて、ディフェンダーは守りだから偉くないなんてことがあるはずがなく、それぞれが尊重し連携しないと勝てるチームにはならないからです。
チームメンバーの全員がそのことを理解していれば、歯科アシスタント対歯科衛生士での派閥など起きるはずがないのです。
そのことが起きている歯科医院は院長自身の認識の甘さとそれぞれのスタッフ自身の認識の誤りがあるのです。