若手歯科医師のための成功開業医への道
〜求人採用の手法その1 猫の手採用という負のループからぬけだす〜

猫の手採用とは、人がいなくて猫の手も借りたいくらい困っているから、「この人はちょっとどうかな〜」と思いながらも、片目をつぶって採用してしまうこと。
そして、やはり医院も求職者も仕事の価値観があわず、お互いにしっくりこないメンバーで働いていても、結局急に退職につながったりするので、また人手が足りずに、結局猫の手採用をくり返すという負のループがあると、組織はいっこうに良くなりません。

先日、10年ぶりにゆたに歯科に見学にこられた先生がいました。
10年前は、旧ゆたに歯科でスタッフ2人〜3人といっしょにこれからゆたに歯科をよくしていこうとがんばっていた頃です
そのころ私が「猫の手採用はしない、これぞと思える人がきてくれるまで絶対に採用しない」と豪語していたそうです笑
ちょうど、医院継承して数年スタッフ採用で、頭を打って経験したその当時の結論だったと思います。

それから10年ほどでスタッフ30人以上になったわけですから、スタッフの規模で言うと10倍になったわけです。
そして、見学に来られたその先生は、10年経って、あの時そんなことを言っていた私が、そしてゆたに歯科がどうなったのか?見てみたくなった、そしてそれをやってどうだったのか、聞きたかったそうです。

ちなみにその先生の医院では10年の間に、スタッフのモチベーションや医院の雰囲気など良い時期もあったが、その時のメンバーの退職もありその後悪くなった。そして現在、医院の組織・文化を立て直しているところだということでした。それもあってゆたに歯科に見学に来ようと思ったとのことでした。
正直なところ、10年の間に猫の手採用をしなければならないこともありました。

自分の価値観に合う人財は、人が足りていても採用したいし、ちょと合わないかもという人の採用は人が足りなくてもしないという、基本スタンスは変わっていません。しかしそうは言っても人がいなくなってから、採用すると猫の手採用になりがちです。
理由は、人が足りているときに採用する人数にはやはり限度があるからです。

逆に、戦略的にドンと新人スタッフ数を増やしたこともあったりして、一時的ではありますが、人件費率が63%を越えるというヒヤヒヤする時期もあったりしました。

ただ、その先生にアドバイスしたことは、猫の手採用から脱却するためには、農耕型の求人マーケティングをしていくべきだということです。
求人はマーケティングであるので、狩人型マーケティングと農耕型マーケティングとあります。

狩人型:人材紹介会社などを利用して、その時必要な人を採用する。
農耕型:将来勤務してくれる可能性のある人や、見込み求職者、まだ見ぬ人などにアプローチし、求人の種まきをする。

両方とも必要だし、その媒体はできるだけ多く持つのが、求人マーケティングの基本戦略となりますが、狩人型だけだと猫の手採用になりがちなので、農耕型の種まきをどのくらいできるかが、安定した人財確保のためには重要となってきます。

去年は、以前から種まきをしていた新卒歯科衛生士さんの求人は順調でした。歯科医師の求人も中々良い成果をあげました。
しかしながら、エル歯科クリニックの歯科助手さんの求人に苦労しました。
これは有効求人倍率がバブル期をこえて(めっちゃ就職しやすい)、一昨年までとは状況が違ってきたことが原因で、それに対して先読みして、種まきをしてこなかったからに他ならないわけです。

長期安定した歯科医院経営を考えたときに、求人の種まきはずっとやり続けていかなければなりませんが、実は求人の種まきは、勤務医や学生のときから可能です。
いやむしろ、その頃の方がアドバンテージが高いのでその頃からやるべきなのです。(若い頃のほうが若い知り合いが多い)

今回も長文になってしまったので、次回こそは、若手歯科医師や学生さんがどうするべきか続を書いていきます。次回に期待してください(^o^)

今後も学生・若手歯科医師が成功開業医になるためにやっておくべき事や、知っておくべき事をアップしていくので、注目しておいてください。私のFBを是非友達に紹介してあげてくださいね。
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