若手歯科医師のための成功開業医への道
〜分院長を経験することでみえてくるもの〜

私が知っている先生に、実家を継がないことを決めて、勤務医をしながらインプラントのセミナー講師をされている先生がおられるのですが、理由は「実家を継ぐよりたくさんインプラントの治療ができるから」でした。

大学の補綴科で専門的に学んだ後、新規医院の立ち上げからでの分院長を2年ほど経験したことがあったそうですが、「たくさんの事を学べたけど、経営的なことは今後やりたくないな。」と思うようになり、実家を継ぐことはやめて今度は大学の口腔外科の門を叩いたんだそうです。

その後インプラントの専門医として、勤務医として開業医に勤務しながら、インプラントセミナー講師として開業医に技術をおしえたり、外科治療のデータをとったり非常に精力的に活動をされています(^_-)

分院長の時には「毎月の売り上げを考えながら治療をしていると、その月の最初の4分3週は、固定費やスタッフに給料をはらうために働き、その後残りの1週でようやく自分の取り分のために働いているという感じがして辛かった」のだそうでした。

(ちなみに経営には損益分岐点というものがあり、それを越えなければ赤字です。
たとえ越えたとしても毎月ギリギリ越える程度では、あまり意味がなかったりします。)

また、その頃は「インプラント治療はほとんどしたことがなかった。する機会がなかった。」
そして「もし田舎の実家の歯科医院を継いでいたら、今みたいにインプラントをたくさんできる環境には無かったと思う」とも言われていました。

分院長を経験したからこそ、逆に実家を継がないことを決めることが出来て、逆にインプラント講師として成功されている今につながっているのではないかと思いました。
(つまり実家を継いで医院再建に追われていたら、インプラント講師として活躍する機会を遠ざけてしまう)

歯科医師人生の自己実現において、多様性があると思います。
インプラント講師として成功されている先生のお話から、必ずしも開業して院長になるばかりが、歯科医師人生ではないと改めて思いました。

と同時にこのお話しから、やはり開業医としての適性を自問するためには、分院長などを経験させてもらえる環境はやはり貴重だと思います。

自分のやりたい臨床と経営的なギャップを、どのようにバランスをとりながら、軌道にのせていくのかを体験したりできるのです。
しかもノーリスクです。(経営失敗のリスクは、法人の理事長がすべて背負うので)
勤務医でもそうですが、分院長は特にノーリスクでいろんな経験をさせてもらえるのはやはり利点ですね。

あと、ちなみにですが、私は親の医院を継がないことをすすめているわけではないので、文章的な誤解のないようお願いします。
親の医院はできるだけ継いだ方がよいと私は思っています。
なんと言っても大恩ある親の医院を廃院させるのは、やはり寂しいと感じると思います。
(実際私もそれで継いでますしね(^o^))
但し、「継ぐ場合においての、冷静な経営判断が必要である」とその上で継ぐべきか継がないべきか決めるべきということでございます。

そのためにも、分院長を経験するのはやはり有益ですよね(^_-)

今後も学生・若手歯科医師が成功開業医になるためにやっておくべき事や、知っておくべき事をアップしていくので、注目しておいてください。私のFBを是非友達に紹介してあげてくださいね。
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