若手歯科医師のための成功開業医への道!!
今回のお話は、「ピンチはチャンス!」についてです。
(本当に若手ドクター向けの話なので、ベテランの先生は見ないようにしてくださいね笑)

先日の診療後の風景です。これは、私が勤務の先生の治療をしているのではありません。
臨床医として、勤務の先生のミラーやインスツルメントの持ち方について、もう1度みなおして指導しているところです。

実は勤務の先生が患者さんから「担当の先生変えてほしいねん。今日の治療は、少し痛かった。」とのありがたいご指摘をいただいたので、これは勤務の先生の成長につながるチャンスであると、さっそく2人でミラーの把持力や口腔内のさわり方について練習することにしたのです。

今回「痛い」と言われた原因は、治療に一生懸命になるあまり、デンタルミラーを把持する力が強くなり、患者さんが乱雑に扱われていると感じてしまうことでした。なので、ミラーは弱くもち、口角などを引っ張るときも、ゆっくり大きく開く練習、歯槽骨側に柄を当てないようにすることを教えました。次回来られたときは、「今日は痛くなかったわ」と言わせることが2人の目標となりました。

彼は本当に真面目で素直で熱心なので、すぐにご指摘を受け止め、改善&練習を開始しました。(彼は絶対に成長・成功するタイプです)

若手歯科医師の皆さんへ、実際にミラーを持つときの力加減は患者さんに感覚としてかなり伝わりやすいものです。たったそれだけで、「大切に扱われている」とか「ぞんざいに扱われているとか」を敏感に感じます。

そういえば私の知り合いの先生に、ミラーで引っ張って患者さんの顔を横に向かせている勤務医がいたそうで、その先生がその後それをなおしたかどうかは知りませんが、うわさでは数年前に開業してうまくいかずすでに廃院しているとききました。
もしかすると、そんな細かいことの一つ一つが廃院の原因になったのかもしれません。おそらく院長先生から指摘はあったでしょうが、うちの勤務の先生のような「素直さ」があれば、廃院せずにすんだはずだと思います。

さて、患者さんからの指摘やクレームは誰にとっても嫌なものです。
しかし、嫌だから逃げるのではなく、そこに踏みとどまって向き合っていくと、そこには宝の山が眠っていることがあります。そして、少しうるさい患者さんが自分のレベルをあげてくれる師匠になることがあります。

私の総義歯のレベルを上げてくれたのも、なかなか満足してくれないうるさい患者さんでした。
総義歯として良く噛める状態になっていたはずにも関わらず、来院するたびに、「全然アカンわ」とか「期待してたけどがっくりですわ」とか言われるんですよ。その都度ムッっとする気持ちを抑えつつ「この患者さんは、きっと俺を成長させるために神から遣わされた師匠なんや」と自分に言い聞かせて、あーでもないこーでもないと、その師匠とやりとりしながら応えていきました。

その師匠は最終的には、「食べるのに何の不自由もなくったけど、プールで泳ぐとき口の中でちょっとはずれるねん。」と言われました。
私は「食べるのに何の不自由もないんやったらええやん」と思いましたが、師匠曰く「わしゃ、プールもはいられへんのんか!」とのこと。

で、結果的に私はプールに入っても外れない総義歯をつくる技術を取得しました。(ポイントは外型線の設計と研摩面の形態にありました)

もし最初から師匠から逃げていたら、自分の義歯の設計ではプールに入るとはずれてしまうことがあることに気づいてすらいなかったわけです。

そう!ピンチはチャンスなのです。

まあ師匠が来院する度に、精神的には少しきつかったので、義歯に満足して来院されなくなったことに、少しホッしてしまう自分がいることは正直に申し上げておきます(^^;)

ピンチはチャンスという考え方、これは成功の3条件の1つ「プラス発想」につながります。
これを取得するのはなかなかに難しいですし、私もあまりにも自分の手に負えない師匠から逃げることもあります。
しかし若いうちからできるだけこの「ピンチはチャンス」という言葉を意識していくことで、少しずつ成長→成功の方向へむかっていくのです。

是非、嫌だなと思うことがあればそのときこそ「ピンチはチャンス」を思い出してください。そして、嫌なことの嫌な部分ではなく、嫌なことのちょっとしかない良い部分の視点をむける練習をしていくことで、少しずつ「プラス発想」が身についていきます。

本当です。意識しつづければ必ず身につけていくことができるようになります。マイナス発想出身の私ですら、「院長はいつもプラス発想ですごいです。」とスタッフから言われるようになったのですから(^_^)

プラス発想が身につけば、成功の3条件の1つを手に入れられることができるのでやっていきましょう(^_^)v

今回の話は、治療技術アップ偏となりましたが、次回は「ピンチはチャンス」経営偏でお話したいと思います。

ご期待ください。

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