若手歯科医師のための成功開業医への道
〜成功開業医に必要な力である、人間力は技術習得できる!!〜

大阪府摂津市に2医院目を開業して3ヶ月が経ちました。
そのタイミングで勤務してくれることとなった勤務医のI先生、治療の技術も知識も貪欲に吸収しています。
本当に吸収力が高く、この3ヶ月でメキメキ腕をあげています(^^)

彼は以前勤めていた医院で、そこの院長先生から「君は人間力が、無いな」と言われたことがありました。
歯科医師になって、京都大学の口腔外科で1年の研修を終え、始めて勤めた医院でした。
治療の技術や患者さんへの説明や応対、まだまだこれから学ぶ時期であり、その言葉で非常に悩んだようです。
彼は非常に素直な先生で、患者さんから信頼されるドクターになりたいと、真剣に思っていたので、「君には人間力が足りない」といわれ、素直にそれの言葉を受け止めました。

そして、自分なりに人間力というのは、どういうものなのか調べてみました。
しかし「人間力」というものに明確な定義が存在せず、何をもってその人間力をあげればよいかわかりませんでした。

その後、次の勤務先を探すために見学をくり返しながら、「どうすれば人間力をあげることができるのか?」が分からず、ずっとモヤモヤした気持ちでいたのです。
そんな時に私の医院に見学に来てくれました。

その頃の彼は、非常に自信というものを失っている状態でした。
あたりまえですが、基本的に新人は、失敗のオンパレードだし、クレーム製造機だったりします。
患者さんから、担当ドクターを変えてくれと言われたりすることも、人生の中で一番言われる時でしょう。言わば、自分自身を拒否されているような感覚におちいりやい時期といえます。

そんな新人の時期には「人間力が無いね」という否定的なメッセージで、人が奮起できることはあまり無く、やはり彼も自己概念がさがっている状態になっていました。

当然そのような状態なので、治療の技術や知識の吸収力も落ちていて、自分だけが成長せず取り残されているように感じ、焦りばかりが先立つようになっている様子でした。

I 先生は、非常に治療の技術的なセンス良いタイプで、手先も器用です。
コミュニケーション力も、決して低くありません。
むしろ素直で前向きなので、基本的な人間力はむしろ高いと言えます。

人間力の定義は存在しませんが(あったとしても曖昧)、実は歯科医院において私達に必要な人間力は、結局のところマネジメント力とほぼ同じなので、彼のモヤモヤを解消し、彼を歯科医師として成長させてあげられることは、十分可能だと思いました。

さて皆さんここからが大事な話なのですが、
治療の技術と同様に、マネジメントは技術ということです。
そして、技術なので習得することが可能です。
つまり「歯科医院において必要な人間力(ここではマネジメント力)は、技術習得ができる」のです。

私は先生に「(歯科医院における)人間力アップも技術として教えてあげるし、身につけさせて上げられるよ」と約束しました。

しかし、まず私がおこなったことは、彼の下がっている自己概念の回復です。
自己概念が下がっている状態(自信がない状態)では、吸収力がさがっており、ミスする度にいちいち落ち込んでしまうため、トライ&エラーで学ぶ事が出来ないからです。
また、人間力アップ(マネジメント力アップ)に必要な、他人の願望をかなえるためには、自分が満たされていないとできません。

そのため「期待して任せ」フォーローし、「素晴らしい」など承認し、「今はできなくても、自
分なら必ずできるようになる」と思わせるように努めます。
また、朝礼で全員から彼の良いところを言う場をつくるなどをして、私からだけでなく皆からの承認を得て自信を回復させていきました。
彼は基本的に素直で前向きなので、自信を回復し持ち前の吸収力を発揮していきました。

心のコップが上向きになったところで、人間力(マネジメント力)をあげるための知識と技術を教えました。

次に行ったことは、本題である人間力をあげるための教育です。
今回この3ヶ月で教えた技術は3つ前述しましたが、マネジメントのベースは相手の願望を叶えることです。つまり人間力は相手の願望を叶え続けることで磨かれます。
なので
・目の前のこの人が本当に求めているものは何かを考えること
(患者さんや、スタッフ、同僚、そして自分)

・そして、求めている事を手に入れるためのサポートをする
(人間力は概念ではなく行動であると教えています)

その練習も兼ねて
・親身になって患者さんの話を聴く
(そのやり方である、話しを掘り下げるために効果的な質問方法)
具体的には、患者さんの主訴にたいして、そのことで、どう困っているのか?もしくはどう心配なのか?を質問します。

I 先生は、「モヤモヤしてたものがかなりなくなりました。この3ヶ月で考え方も大幅にかわってきました。」とのことです
I 先生は、毎日非常に活き活きと診療しているのが印象的です。

自分も歯科医師になりたての頃、人間力やマネジメント力なんて無かったし、リーダー的なことをやったこともなかった。しかし15年ほど院長をやってその間に、歯科医師として一人前になるために、そして院長としてリーダーとして一人前になるために、学びに努めてきたわけです。
もちろん、まだまだ修行中の身ですが、15年前よりはそのレベルはあがったわけです。
つまり、最初から出来ていたわけではなく、後から身につけていったわけです。
歯科医院で必要な人間力(マネジメント力)は、技術です。
スキル、ノウハウがあります。そのベースにマインド(あり方)を学べば、必ず技術習得できます。人間力に定義はありませんが、成功開業医になるためにはやはり必要な力です。
勤務医の時期に治療技術の習得するのは当然ですが、一通りの治療ができればそれだけで、成功開業医になれる時代ではなくなったことは、ご存じのとおおりです。
治療の技術だけでなく、マネジメントの技術や、マーケティングの技術を勉強出来る勤務先に勤めたいものですね(^^)

今後も学生・若手歯科医師が成功開業医になるためにやっておくべき事や、知っておくべき事をアップしていくので、注目しておいてください。内容が良ければ、いいねを頂ければ幸いです。私のFBを是非友達に紹介してあげてくださいね。
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