若手歯科医師のための成功開業医への道
〜開業してから学んでも遅い!? 開業立地の選び方について〜

歯科医院は店舗商売ですので、立地が悪いところで新規開業することは、原理原則からはずれています。
開業して成功するために、立地選びは最重要事項です。
なぜなら、開業してから変えることが難しいからです。

そして立地が良くなくても医院を流行らすことが出来る人は、単純に立地が良ければもっと早く流行らせることができると考えてください。
実際は、そんなに単純でない部分もありますが、ざっくりとそのスピードは比例します。
なぜかというと、マーケティングの反応数が立地の良さに比例するからです。

例えばHPで新患に来てもらえるよう取り組みをしたとします。
SEOが対策がばっちりで、検索順位が上にきたとしましょう。
もしくは、口コミや紹介があったとします。
そのときに患者さんの多くはホームページでどんな医院か確認します。
そこで「良さそうだな」と感じて、予約をすることが多いわけですが、その時に
「あ、この医院知ってる。見たことあるわ」となると、来院までの敷居がさがるわけですが、見たこともないという場合、はやり来院の心理的な敷居は知っているところより高いままになります。

また、立地のよい店舗はそれ自体が看板の効果となるため、医院の前を通ってそこに医院があることを知っていて、それでHPでどんな感じなのか確認する場合多くあります。
しかし、立地が悪いと医院を知っている→HPで確認してから来院のパターンが無くなってしまいます。

もし自費診療に特化して「隠れ家てきな歯科医院をやりたいんだ」という場合も、立地の良い場所に一旦開業してファン患者さんをつくってから、隠れ家医院に移転するというパターンをすべきです。いきなり隠れ家に開業すると、立ち上がりに大変苦労します。

私の場合は、新規開業ではなく、立地の悪い親の医院を継いだのですが、立地で大変苦労をしました。(厳密にいうと苦労はしていませんが、医院を流行らせるのに大変時間がかかりました。)
プロの経営者は、もし見込み違いでお客さんの集まらない立地に出店してしまったら、早期に撤退します。そしてダメージを最小限に抑え、次の立地で勝負するのです。

立地の選び方のポイントは、周辺の競合の状態や地域の患者さんの状況など、自分が行いたい医療サービスがどのようなものかによって、いろいろありますが…
患者さんが来てくれない立地では、どうにもならない

そこでポイントをしぼると以下の3つです。
・視認性
・TG(Traffic Generataor)ポイント
・人の動線
・視認性(視界性)
言葉が正しいかどうかわかりませんが、とにかく目立つ場所です。
歯科医院を意識していなくても、視界に入ってきてしまう場所です。
「そこに歯科医院がある」ということが、無意識にかってに脳にインプットされる立地です。
交差点の角地は、視認性が良いので皆がおさえたい場所となります。

・TG
交通発生源「多くの人々が集まり、出入りするような施設または場所」のことを指し、具体的には、鉄道駅、大型小売店、大型交差点など

・人の動線(日常生活動線)
例えば駅などTGへ向かう動線で、必ず人がその立地の前を通るような場所である必要があります。歯科医院の場合、基本的には周辺の住民に来て頂きたい場合がほとんどですので、その方々の日常生活動線をシュミレーションすることが大切になります。

つまり周辺の住民の日常生活の動線上にあり、交差点などのTGから視認性(視界性)がよく、意識しなくても目に入ってしまう物件が良いというわけですね

もちろんその他にも条件はいろいろあります。
もっと詳しく知りたい方は、オススメの本があります是非参考にしてください(^_-)
↓↓
○これが「繁盛立地」だ! 林原安徳

これが「繁盛立地」だ!

私も何冊か読みましたが、この本が一番勉強になりました
(ちなみに都会のオフィス街のビルテナントはまた違いますが、私にその経験がないので省いています)

実は歯科医院の場合、立地選びでもっと重要な事があります。
今回の投稿はここから以下が一番大切なことを書いてます。
それは…

患者さんに来てもらいやすい立地と、Drの求人に適した立地とは、場所選びの考え方に違いがあるということです。

都会では歯科医院の過剰で開業が難しいと言われいます。
しかし一方で、田舎の郊外であればやり方によっては、まだまだ成功するやり方があると考えられています。
実際に田舎の郊外で大成功し、大型歯科医院が出来ているケースが増えました。
しかし、
田舎の郊外の大型歯科医院タイプで一番苦労するのが、Dr求人です。
競合が少なく、視認性がよい、立地で魅力的な歯科医院をつくり患者さんがたくさん集まってくれる歯科医院になった…その後、院長一人で診ることのできる患者さんには限りがあります。

そこで勤務Drを採用して育成するというステージに入るわけですが、このDr求人での壁にあたるのです。
Drの求人は個人的な繋がりからの採用がメインとなりますが、田舎より都会の方が有利だし、自分の出身大学に近いほうが有利です。

Dr求人に不利な立地の医院の先生は、求人のためにする努力が増えます。勤務するDrのための付加価値を増やしたり、住む場所を提供したり、福利厚生を良くしたりと、様々な取り組みをしています。
もし立地の良い場所でそれをやると、やはり断然有利ですよね。

これは患者さんに対しても同じです。
立地の悪い医院が努力していろんな付加価値を提供して、患者さんに来た頂いたとしても、同じ努力を良い立地の医院でやれば、より多くの患者さんに来て頂けます。

立地の悪さを努力で埋めることできますが、その差は埋められないと考えられるわけです。

だからこそ勤務医のときに、立地を見る目を養ったり、繁盛立地の勉強をしたり、自分の勤務している医院の立地を分析したり、そのような視点を持っておくべきなのです。

なぜなら、治療の技術やマネジメントは開業後にいくらでも勉強できますが、立地の勉強は開業してからでは遅いからです。

医院の立地は後から変えることは簡単ではありません。

これから開業を考えている若いドクターは、どこで開業するのか?
それは、その後の人生を大きく左右する決断となります。

親の医院を継ぐ場合、その立地は本当に継ぐべき立地なのか?
別の場所で新規開業するべきなのか?

「そんなのよくわからない」で、済ますべきではない重要事項なのです。
大丈夫です、安心してください。勉強法を教えます

1、店舗商売をおこなう上で、立地の勉強になる本を読んで知識をつける

2、グーグルマップを使って、動線を確認したり、シミュレーションしたりする。

3、もし、ここに医院を開業したらと考えて、人のながれや、どの時間帯にどの世代の人が通るのかなどデータ収集するし、分析する

2までなら、本読んでグーグルマップ見ているだけですから、たいしたことはありません。

知識があると意識がかわるので、立地をみる視点が変わるし、視点が変わると、日常の中での目に入る店舗が、自分のケーススタディとしてかってに増えてきたりましす。

さて、患者さんにもDr求人にも通用する立地をどう考えるかですが、

自分の出身大学は必ずしも都会とは限らないし、郊外型だけど歯科大学とアクセスのよい立地を先見の明で見つけていくことも出来ないわけではないと思います。(簡単ではないですが(^^;))

もちろん自分の提供したい治療のスタイルにもよりますので、院長一人スタイルが良い方には関係ないですし、自費専門の医院スタイルならまた少し違ってきますが、やはり目標設定からの逆算思考でとなります。

今回は、開業してから学んでも遅い、立地選定について書きました。
大学では繁盛立地は学びませんし、勤務先でも治療技術ほどは学ぶ機会はありません。
しかし、成功開業医になるためには、もっとも重要なところと言って過言ではありません。

今後も学生・若手歯科医師が成功開業医になるためにやっておくべき事や、知っておくべき事をアップしていくので、注目しておいてください。私のFBを是非友達に紹介してあげてくださいね。
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